君に伝えたい事
私は、2年ほど前に
流星に抱き着かれたっきり、
人に触れたりしていなかった。
何故か、愛華を見ていると
流星に見えてきて、抱き着きたくなった。
未『ねぇ…愛華、抱き着いていい?』
佳奈『…えぇ─────!
いきなり先輩、どーしたんですか!
抱き着くとか何年振りに見るか…(笑)』
愛華『えっ…あ…まぁいいですけど…(汗』
佳『別に、先輩怖くないから(笑)』
愛『…そうですか…?』
私は、そんな会話を無視して抱き着いた。
抱き着くとか何年振りなんだろう…。
自分でもビックリしている。
愛華の横顔が、流星に見えて、
ずーっと、ギュッとしてた。