丁寧な言葉にご注意を。
所謂、コイツ。
ー翌日
「あ゛~~~‥ちきしょうあのダチョウ教師め!!」
あたしは学校に居た。
何でいるのかって?
いやいや皆さん。
察して下さいな。
「ぉー!轟、補習終わったんかー?」
「実央、おっつー♪」
ドス、と“補習”の文字が書かれたデカい岩が背中に乗る。
ふっ、そうさ。
補習だょ!補習!!
「うっさいな!物理だけだもん!!」
ワハハー、と笑いながら去っていく友達
補習は物理だけ!
今はその帰り道
ぁ、ちなみにダチョウ教師ていうのはあたしのクラス担任の上島。
決して某お笑い芸人のマネではなく!!走り方がダチョウに似てたからだよ!!
補習は午前中だけ。
さて帰って翔ちゃんのご飯作んなきゃ!!
あたしは少しだけ歩みを速めた。
「「「「キャァァーーーーー♪♪♪♪♪」」」」
キーン、
「な、何!?」
聞こえてきた黄色い声援の方に行けばあったのは学校の弓道場