丁寧な言葉にご注意を。





「OK♪俺は全然いーよ。翔くん、翔くんは俺ん家来る?」



そう言って相楽君が中臣に抱き上げられている翔ちゃんの顔を覗き込んだ。




対する翔ちゃんは笑顔で



「うん。行くー♪」




言って、相楽君に抱っこされてた。




人見知りしないよー




「ん?ってあれ?なんで翔ちゃんが相楽君の家で預かられんの!?」



「「今さら?」」




2人からのハモリツッコミ




「つーか何でこんなんなってんの?
あたしは何させられんのどこ行かせられんのどーなんのーーっ!!」



「少しは落ち着いて下さいね。どぉどぉ。」




そんな猛獣をなだめるみたいなっ!!




「とにかく、夕方頃には戻るから。カエデ後よろしくな。」




そう言った中臣はあたしの手を取ってスタスタと歩き出した。




えっ、ちょぃ!!




訳がわからずなすがまま



「たーっぷり楽しんでこいよー♪デート♪」



「 違う 」




ΣΣ!!
なんか中臣の後ろから
“勘違いしてんじゃねぇ。このグズ”




ってオーラが出てる!!



「はは~‥♪」




対する相楽君は
“ごめんなさい。”
のオーラが出てる。




あたし、オーラ見える人だったか……?











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