丁寧な言葉にご注意を。
ワァワァと泣きわめくコイツは本当に社会人か。
「なんでこの店に来たの?」
「ん?あぁ、他殺の線が出てきたからな。ロープを調べてみたらこの店に売られているものだったんだ。」
……!
じゃあここでビンゴだったんだ。
正直足が棒になりそうだったから、いやなってたから嬉しい。ヤッホイ。
「中臣君と轟君はなんでここにいるんだい?
ま、ま、ままさか、デデデート……」
「「ナイナイ。(嘲笑)」」
‥何が悲しくてコイツなんかと……
「それはこちらも一緒だと言うことは心に秘めておきましょうか?」
「言っとる。(怒)」
っんとにコイツは……
「つーか人のモノノーグ読むなってば!!」
「実央さんの考えてることなんか大体想像つきますよ。短絡的思考ですからね。」
「てめぇ。」
いわゆるあたしが単純だという事か。
「うざみん。ロープ買って来て。」
「まっ、待ちたまえっ!!落ち着くんだ轟君!!」
「大丈夫だって。
コイツ殺したくらいじゃ死なないから。」
「日本語喋っていただけませんかね轟さん?
ボキャブラリーが貧相……すみません。
貧相なのは胸だけだと思ってました。」
「………………」
「と、轟くんんんん!!は、早まってはいかん!!」
「離せー!!」