丁寧な言葉にご注意を。
映っていたのは帽子を深く被り、眼鏡を掛けていた男……?
いや、女……?
背丈は……
普通の男性にしては低めで、普通の女性にしては高め。
「…う~~~~…ん?」
わっかんね。
顔も認識できねぇし。
だみだこりゃ。
「はい先生質問ー。」
「何でしょうか。」
「この人、どう思いますかー?」
「お答えしましょう。
わ か り ま せ ん 。」
だろうよ。
「でもさ、
怪しくはあるよね?」
「他にロープを買った方もいないみたいですしね。」
じゃーやっぱりこの人があの大学生グループの誰かってことだよね。
「ねぇうざみん。
誰だと思う?この人。」
「む。」
今更カメラを見たうざみん。
ちょっと警察としてそれはどうよ。
「むっ!!」
「えっ!
何々!?なんかわかった!?」
「こ、これは……」
ゴクリ……
画面を見て震えるうざみん。
な、何だろ……
「これは……」