うさミミ!~兄と王子と幼なじみと~「ヲタは××できないなんて、言わせないんだから!」(仮)



あたしは咲に身を預ける。



「咲の匂い落ち着く~」


「俺もゆうの匂い好き」


咲はあたしのうなじに顔をうずめる。


ペロッて舐められて、噛みつかれる。


それから肩にキスされた。



「ぁ……ちょっ咲、くすぐったい……ひゃっ……」



声って、自然と出るんだね。学んだ。



すると突然咲が離れた。



「そんな声出されると止めらんね//」


「……いいよ、止めないで?」


くるっと後ろを向くと、真っ赤な顔の咲。


つられてあたしまで火照っちゃう。


「んな顔で見んな!」


「咲のせいだもん……ねえ、続き、しないの?」


咲はもう降参、という顔で、



「続きはWebで」



って、何それ、俺うまいこと言ったーみたいな?



「Webって、えろさいと?」


ジト目で咲を見る。


「ちげーよつかそんなん見ねーし」


目、泳いでませんか。←




「む~。あたしがいるのにえろさいと見るんだ……」


わざとふくれてみせた。




すると咲はあたしと向かい合わせになって抱きしめて、こう言うの。


「いや、だってさ……ゆうに手ぇ出せねーよ……」


「え?」咲の顔を見上げる。




「…………本当はめちゃくちゃヤりてーけど、世界で一番大事なお前なんか犯せるわけねーだろ……」





「……わ/////////」



はうあ~~~~


完全にやられた。KO。



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