うさミミ!~兄と王子と幼なじみと~「ヲタは××できないなんて、言わせないんだから!」(仮)



『んんっ!?……なっ、何すりゅのよ、ば、ばかぁ//』



ピコーン 好感度が下がった




ハァハァ、ツンデレも悪くないなぁ!


「……じゃなくて!好感度下がったじゃん咲のバカ!」


「わりぃわりぃ、……んぁ、ゆう、鼻血」


「…え!?ほわぁぁっ!!」



鏡を見ると赤い液体が、ツー。

鼻血なんてめずらし……くもないか(笑)



「おま、なんでだよ!フツーここは男の俺が鼻血のとこだろ!」


いやぁそんなこと言われましても……ねぇ、出ちゃったものはしょうがない。



「あはははは!」


「なにがあははだ!はやくティッシュ詰めろ!」



わかったわかった、…えーとティッシュはどこに……。


と、そのタイミングで、



「ゆうゆ~お風呂入って~」



ドアの向こうからマミーの声。


時計を見れば11時。


めんどいな~、ゲームやりたいのに。



「今日入んな~い!」


1日くらい平気。←え



「何いってるの、入りなさい!お勉強忙しいの!?」



勉強忙しいなんてあるわけないでしょ。


でももうマミーが部屋に入ってきそうな勢いなので、これ以上の抵抗はやめよう。


ギャルゲーがバレたら絶対、家族会議が開かれる。



「ごめん咲、あたしオフロ行ってくる」


タンスから下着とパジャマをテキトーに出しながら言うと、




「んじゃ俺も一緒にいく!」



「え、来る?」



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