うさミミ!~兄と王子と幼なじみと~「ヲタは××できないなんて、言わせないんだから!」(仮)



「ほら咲も着替えて~。はやくしないと脱がすぞ!とりゃ~~~~~」



馬乗り攻撃!←え



「ぉわっ!」


まだぬくもりのあるベッドに咲を押し倒し~(←何やっとんの!)



咲のTシャツに手を潜らせる。


「咲、ばんざーい」


「ヤメロばか……!」



ペロッとシャツをめくると、素晴らしく割れた腹筋が!



「にょわ~~!腹筋……萌え……!」


「あ、あんま触んな!//それとはやくおりろ!重い!」


「女の子に言うセリフじゃないし!それツンデレのつもり?精一杯の照れ隠し?」


「うるせーな!!」







――あ、思い出した。


“うるせーな!”って、咲の口癖だった。


昔から、変わってない。





「……小さいときもこうやって遊んだね」


今でも遊んでるけど。



咲の胸の上にコテッと身を預ける。



「……なんだよ急に」



懐かしいな。



「今じゃたぶん、抵抗しても咲には勝てないんだろうな~」


なんだかんだ言って男の子だもん。


昔はプロレスごっこもあたしが勝ってたけど。



「そりゃーな。……その気にさせたら喰っちまうぞ?」



え?やめようよ、なんか咲にそういうふうに言われると、


「…キモチワルイ」



「!?なんでだよ!!今いいムードだったろ!?(泣)」



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