うさミミ!~兄と王子と幼なじみと~「ヲタは××できないなんて、言わせないんだから!」(仮)
「ただいまぁ」
家に入ったとたん、
「あんた、汗臭っ!」
とマミーに言われ、お風呂に入ることに。
脱衣所へ行くと、おにぃが鏡と絶賛にらめっこ中。
なにやら髪をいじくっている。←またですか
あたしが入るなり、
「臭い、近づくな」
と一言。
「今日体育祭だったんだもん!がんばったんだもん!」
「どうせまたコケたんだろ」
「なんで知ってるの!?」
「お前が体育祭でコケないで帰ってきたことなんて一度もねぇ」
「……よくわかってんじゃん」
そんな会話をしながらTシャツとブルマを脱いだ。あの格好のまま帰宅した。
ブラを外したとき、
「ないな」
鏡越しにちらと胸を見てつぶやいたおにぃ。
「なくないもん!ひんぬーって言って~(泣)」
「まな板」
「うわぁぁん!咲と同じようなこと言わないでよ~!」
「ソイツと今どこまで進んでんの?」
……え?咲と??
「ギャルゲなら二人目の攻略を昨夜……」
「あ゛?」
ずっと鏡を見てたおにぃが、
急にまじであたしのほうを見た。
そのときあたしはパンティを脱いで……
というか早い話、全裸だった。
「………エロいカラダだな」
「エロ…?」
「幼女属性たちをそそる」
それってつまりあたしのカラダが幼稚って言いたいんだろうね……。
まぁ萌え要素?なのかな……。
「あきら君は幼女属性なの?」
「違う。それと、あきら言うな。お兄さまと呼べ」
「おにーさま、おかえりなさい♪お風呂にする?ベッドにする?今なら特典(あたし)付きだよっ」