うさミミ!~兄と王子と幼なじみと~「ヲタは××できないなんて、言わせないんだから!」(仮)



「ただいまぁ」


家に入ったとたん、


「あんた、汗臭っ!」


とマミーに言われ、お風呂に入ることに。



脱衣所へ行くと、おにぃが鏡と絶賛にらめっこ中。


なにやら髪をいじくっている。←またですか



あたしが入るなり、


「臭い、近づくな」


と一言。



「今日体育祭だったんだもん!がんばったんだもん!」


「どうせまたコケたんだろ」


「なんで知ってるの!?」


「お前が体育祭でコケないで帰ってきたことなんて一度もねぇ」


「……よくわかってんじゃん」



そんな会話をしながらTシャツとブルマを脱いだ。あの格好のまま帰宅した。




ブラを外したとき、


「ないな」


鏡越しにちらと胸を見てつぶやいたおにぃ。



「なくないもん!ひんぬーって言って~(泣)」


「まな板」


「うわぁぁん!咲と同じようなこと言わないでよ~!」


「ソイツと今どこまで進んでんの?」



……え?咲と??



「ギャルゲなら二人目の攻略を昨夜……」


「あ゛?」



ずっと鏡を見てたおにぃが、
急にまじであたしのほうを見た。



そのときあたしはパンティを脱いで……


というか早い話、全裸だった。



「………エロいカラダだな」



「エロ…?」



「幼女属性たちをそそる」




それってつまりあたしのカラダが幼稚って言いたいんだろうね……。


まぁ萌え要素?なのかな……。



「あきら君は幼女属性なの?」


「違う。それと、あきら言うな。お兄さまと呼べ」


「おにーさま、おかえりなさい♪お風呂にする?ベッドにする?今なら特典(あたし)付きだよっ」



< 50 / 112 >

この作品をシェア

pagetop