うさミミ!~兄と王子と幼なじみと~「ヲタは××できないなんて、言わせないんだから!」(仮)



「ゆうシフト何時まで?」


「んーとお昼まで!」


で、そのあとは雪くんと……。


「同じか、じゃそのあとお化け屋敷行こーぜ!」


「え!?えーと……んーと……その……ゆ、ゆ」


「は?」



「ゆっ……ゆき……」雪くんとー!←




ドンッ―――――バシャッ



「……ぎゃぁああ!?」あたしの赤ずきんがァァ


「ごめんね大丈夫!?って大丈夫じゃないよね……どうしようっ」



咲と立ち話をしていたら、ジュースを運んでたバニーちゃんとぶつかって、あたしはジュースまみれに……。


いやでもバニーちゃんかわいいから許す。




すると咲が、



「ちょっと来い」



ってあたしの手をひいて教室を出た。





な、なんか怒ってる……?




「ねぇ咲、ねぇってば」



咲はずっと無言で、連れてこられた場所は保健室。



誰もいない保健室の、イスに座らせられた。



そして咲は唐突にこう言った。





「脱げ」







「え……咲?」





「それ、拭いてやるから」



あ、あぁそういうことか。←



誰もいないし良いよね?



上を全部脱いで咲に渡す。



あたしは上半身、下着のみ。








「さっき、雪って言ったよな」



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