だってキミが可愛すぎて
可愛い子ォほど、虐めたなんねん。


私は、あの人が苦手だ。



どうしても苦手だ。



ほら、今日もまた……。




「こっち来ィ。

なんでそないな怖い顔してるん?

大丈夫、別になーんも怖いことなんてしィひんよ……?」




呑まれる……。



呑まれる……。



この、妖しい不適な笑顔に……。



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