【短編集】放課後は君との時間
僕は、音痴だ。
クラス、…いや学年でも1、2位を争うほどの音痴だ。
だから僕は合唱の授業が大嫌いで、
正直音楽の授業自体嫌いだ。
そんな僕が歌姫に出会ったのはつい3週間ほど前のこと。
忘れ物を取りに学校に戻ってきたら、音楽室から歌声が聞こえた。
中を覗くと、そこには女の子がひとり。
テープを流しながら歌っていた。
あまりの歌声に音楽に興味のカケラもない僕でも、感動した。
その後も時々委員会なんかが終わった後に音楽室の前を通ると聞こえた。
歌姫と呼ぶのは名前もなにも知らないから。
でも、歌姫には歌姫でいてほしい気がする。
僕の勝手な想像とかのせいなんだけど。
クラス、…いや学年でも1、2位を争うほどの音痴だ。
だから僕は合唱の授業が大嫌いで、
正直音楽の授業自体嫌いだ。
そんな僕が歌姫に出会ったのはつい3週間ほど前のこと。
忘れ物を取りに学校に戻ってきたら、音楽室から歌声が聞こえた。
中を覗くと、そこには女の子がひとり。
テープを流しながら歌っていた。
あまりの歌声に音楽に興味のカケラもない僕でも、感動した。
その後も時々委員会なんかが終わった後に音楽室の前を通ると聞こえた。
歌姫と呼ぶのは名前もなにも知らないから。
でも、歌姫には歌姫でいてほしい気がする。
僕の勝手な想像とかのせいなんだけど。