【短編集】放課後は君との時間
次に俺が口を開くよりもさきに彼女が俺の手をとる。
「ほら、帰ろう?」
振り返ってにこ、と笑顔を浮かべて手を引っ張る。
「そうだね、帰ろっか。」
ゆっくりと二人で歩き出す。
「…今日、待っててくれてありがと。」
小さく頭をさげながら礼を言う。
「どーいたしまして!」
嬉しそうに笑いながら、繋いでいる手を揺らす。
やっぱりかわいい。
「ねぇ、絶対に俺以外の男についてっちゃだめだからね?」
大きな目をぱちくりさせる。
「当たり前でしょう、好きな人はひとりだけだもん。」
そう言って彼女は、満面の笑みを浮かべた。
「ずっと、俺だけのものでいてね」
fin
「ほら、帰ろう?」
振り返ってにこ、と笑顔を浮かべて手を引っ張る。
「そうだね、帰ろっか。」
ゆっくりと二人で歩き出す。
「…今日、待っててくれてありがと。」
小さく頭をさげながら礼を言う。
「どーいたしまして!」
嬉しそうに笑いながら、繋いでいる手を揺らす。
やっぱりかわいい。
「ねぇ、絶対に俺以外の男についてっちゃだめだからね?」
大きな目をぱちくりさせる。
「当たり前でしょう、好きな人はひとりだけだもん。」
そう言って彼女は、満面の笑みを浮かべた。
「ずっと、俺だけのものでいてね」
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