イジワル彼氏と甘い、甘いキス。



「もう…あんたのこと嫌いー…グスッ…」


「泣き虫…」

そう言ってあたしの鼻を
キュッとつまむ


「いだい~」


もうやだよ…
あたし…


なんで…

なんで…

こんなにドキドキしてるの
大嫌いなハズでしょう?



「いぎでぎない…」


「プッ…。可愛い」

あたしの頭をポンポンと撫でて、自分の部屋に入った



ダメ…
心臓保たない…



「亜稀ちゃん??大丈夫?顔、赤いよ」


月子ちゃんがあたしの顔を覗き込む





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