イジワル彼氏と甘い、甘いキス。
「は?あっ…おい!!」
待ち合わせ場所まで
ドキドキしながら向かった
「亜稀ちゃん!ここ」
先輩をみた瞬間、心拍数がぐっと上がった
「亜稀ちゃんに会いたくなったんだ。迷惑だった?」
「迷惑なんて、そんな…。あたしも会いたかったです、九条先輩に」
九条 裕也先輩
あたしの中学の頃の先輩
そして、
あたしの好きな人
優しくて、頭が良くて、なんでもできる
まるで、王子様みたい
あたしの大好きな人
「ちょっと話そう」