イジワル彼氏と甘い、甘いキス。
「悪かったな」
「今日も、先輩と会ったの。でもなんか、あんまり楽しめなくて…」
これはあたしが最も強く感じた違和感
いつもは絶対に感じないこと
「そういう時もあるよ」
「そうかな」
「俺だって月子ちゃんといて退屈の時もあるし」
瞬間、月子ちゃんは蒼くんを見る
「そんな風に思ってたんだ。」
ふーんって言いながら月子ちゃんは睨みをきかす
「や…そゆんじゃなくて…だから。」
そんな二人をみて笑いが込み上げてくる