イジワル彼氏と甘い、甘いキス。



「ひどいっ…。先輩、しばらく会えないのに…」


ヤバい
なんか泣けてきた


「もし…先輩からメール…なかったら…どうしよ…」


ポロポロと涙がこぼれ落ちる

「ったく…しょうがねーな。」


そう言ってあたしに顔をグッと近付けた



「ちょっ…え……まっ…んっ?!」


何?
一体あたしの身に何が起きたの?
違う

何が起きているの?


この唇に当たる柔らかい感触
これは……

まさかの……


「キス……?」

解放された口から掠れた声を出した





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