イジワル彼氏と甘い、甘いキス。



「だって……」


善…優しい
優しすぎるよ


少しは、頼っていいかな


善はあたしのそばへ来て
先輩よりも大きな手で

あたしの頭を優しく撫でた



「うぅー……善っ…」


善の手が暖かくて、
無意識のうちに抱きついていた


「ぅっ……ズビッ…グスン…」


「ヤバい。」


そう言って善はあたしをギュッと抱きしめた



え?

ギュッ?

ギュッて何?!

ギュッて言うのはお互い想い合ってる二人が

することだよね?





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