イジワル彼氏と甘い、甘いキス。



ガバッと月子ちゃんがあたしに抱きついた


「ごめんね、心配させて。
あ、濡れちゃうよ?」


「そんなこといいの。
全然電話繋がらないし、メールも返信来ないし、
亜稀ちゃん可愛いからなんかあったんじゃないかって……」



月子ちゃんは目に涙をいっぱい溜めて一生懸命話していた


「本当ごめん。
あたし、こんなにいい友達がいること忘れてた。こんなに近くにいたのに……」



色々な感情が混ざり合って、
心の中で抑えきれなくなって

涙となってあふれた





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