君の知らない物語
夏
セミの声で目が覚める。もうそんな季節になった。
夏だ。あっつい夏。。。。
「あっちぃ~~…。。」
「裕也。。俺だって暑いんだから、、」
「圭も暑い暑いって、五月蠅い。。。」
紫がイライラした口調で俺と裕也に八つ当たりをする。
「紫、、暑くてイライラするのはわかるけど、、俺の背中叩くのやめろ。」
さっきから、紫はずっと俺の背中を叩く、、、
と言うか、殴る?
「圭、紫がイカレとる。。」
「暑い暑い暑い暑いあっつい!!!!!!!!」
「痛っ!!!!!!!!!!」
今度はグーで殴ってきた、、もう本当に女じゃない。。
怪物だ。。。。←
「私もうイヤ!!!こんな暑いのも、こんなに歩くのも!!!」
学校までは、歩いて20分。
元はと言えば、紫が……
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