すたにゅら☆【BL】
「尊敬してますよ。先生、どう見ても僕より年下でしょうし、子供はいらっしゃりますか?」
ふと、疑問におもったのできいてみた。
すると保父くんは顔を上げて、目を見開いた、とても驚いた顔をしていた。
「ど、どうしたんですか?先生」
僕があたふたすると、保父くんは顔を無表情にして、
「子供は基、結婚すらしてませんよ。恋人もいませんしね」
と、無表情から一変、自重気味に笑った。
「もう22だし、恋人ぐらいはいるのが当たり前ですかね?」
急に保父くんが僕に質問してきたので驚いた。
22といえば僕より3しか下じゃない。
ただ、僕の結婚は人より早かったし、晩婚化のこの御時世、恋人がいなくても普通だろう。
「大丈夫ですよ。って、僕が言っても説得力ゼロですけどww」
笑ってごまかすと、保父くんの口角が微妙に上がった。
笑った?