すたにゅら☆【BL】




そんなことを考えていたら、尾上さんが僕の肩に触れた。



焦って俺は顔を背けた。



正直、とても恥ずかしかった。



「尾上さん、すみません」と言おうとしたら、尾上さんは俺の額に右手を当て、熱を測っていた。



今は、緊張と恥ずかしさから熱が上がっているはずだ。



「大丈夫です」



というと、尾上さんは俺を無理矢理ベッドに寝かせ、そそくさと出社しようとした。




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