すたにゅら☆【BL】
「んあっ!秋野ゴメン!!!!」
秋野は僕を怪訝そうに見た。
「なんだよ、尾上。恋人、そんなに可愛いのかよ!!!!!!」
僕はポカンとした。
秋野は僕が恋人のことを考えていて黙ったのだと勘違いしたらしい。
いや、実際に考えてたけど・・・・・・。
「今度でいいからさ!彼女ちゃんに会わせてくれよ!!!!な!!?」
秋野は図々しい。
大学の頃からだ。
正直、りゅーちゃん先生を秋野には会わせたくない。
男だし。
何より、いくら秋野でもりゅーちゃん先生の可愛さを見れば、きっとホモにだってなるはずだ。
だから僕は
「分かったよ、考えとくな」
と言い、その場ではこの話題から逃れることが出来た。