すたにゅら☆【BL】
「あの・・・」
りゅーちゃん先生が僕の家に居候しだして一ヶ月以上が経ったある日、りゅーちゃん先生が唐突に話しかけてきた。
「どうしたんですか?先生」
僕達は未だに「尾上さん」「先生」と呼び合い、敬語を話す。
「俺達、全然恋人っぽくないですよね?」
りゅーちゃん先生がいきなり言い出した。
確かにそうだ。
恋人っぽいことなんて、男同士でやるのも恥ずかしい。
「確かに全然ぽくないですね」
僕は思ったことを口にした。
りゅーちゃん先生は純情らしく、一度たりとも僕を襲ったりしない。
こっちは好都合なんだけど・・・・・・。