すたにゅら☆【BL】
「『龍ちゃん』」
りゅーちゃん先生―――龍ちゃんは、僕を見つめて、少しずつ詰め寄ってきた。
長身の龍ちゃんは立っているだけで威圧感があるのに余計に怖い。
「嫌?」
僕がそう聞くと、龍ちゃんは首をブンブンと振った。
「いっ嫌じゃないです!!!!」
あ。
「ありがとうございます」
コイツ。
・・・・・・まただよ。
「龍ちゃん、涙目」
僕は笑顔でからかった。
龍ちゃんも途端に笑顔になった。