すたにゅら☆【BL】
返ってきたのはやっぱり
「当たり前でしょう?」
という言葉だった。
確かに昨日僕達はようやく本当の恋人同士らしくなれた。
今まではこっ恥ずかしいだけだったのに、何故か龍ちゃんの声が心地好かった。
ただ、それとこれとは話が違うんだ!
「当然っておかしいでしょ!!?」
おかしいに決まってる!
「何処がおかしいですか?」
龍ちゃんは僕に質問してきた。
「どっ、何処がっていったら・・・そのぉ」
つまってしまった。
言葉がつまってしまった。
「ほら、反論出来ないでしょう?」
龍ちゃんは勝ち誇ったような顔をして僕に微笑みかけた。
不覚にもその笑顔が可愛かったのだ。
「うぅ」
僕は何も言えなくなった。