すたにゅら☆【BL】
残念なことに、保母さんの方には会えないだろうと腹をくくり、会社へとむかおうとすると、一人の見知らぬ女性が話かけてきた。
「あの!」
僕はこんな女性が僕に何のようだろうと考えた。
少しの疑問があったが、すぐに彼女こそが新しい保母さんだということが分かった。
「はい?」
「ぁっ!あのぉ〜///」
「どうしたんですか?」
彼女は恥ずかしがっている。
こぶ付きアラサーに緊張なんかしなくてもいいのに・・・。
「大地君のお父様ですよね!」
「はぁ」
僕は肯定する。
「また来て下さいますよね!?」
当たり前だろう、と思いますがね?
僕は「ええ」と一言言って、会社の方へ向かった。