すたにゅら☆【BL】
「んん・・・」
目覚めると隣には大地がいた。
大地だけがいた。
龍ちゃんはというと、台所で昼食を作っていた。
「龍ちゃん?」
「広次さん、起きたんですね」
龍ちゃんは僕を見てニコッと笑った。
「ゴメン・・・龍ちゃんにご飯作ってもらっちゃって」
申し訳ない僕はそういった。
「いえいえ!広次さんと大地君のためなら例えどんなコトでもしますよ!!!!」
龍ちゃんは笑いながらそう言ってくれたので、僕の口角も自然に上がった。