すたにゅら☆【BL】
僕が笑いだすと、龍ちゃんはゆっくりと僕に近付いてきた。
「?」
どうしたの?と龍ちゃんに聞こうとした瞬間に龍ちゃんが僕を抱きしめた。
「ゴメンなさい、広次さん・・・」
「どうしたの!?龍ちゃん!」
いきなりのことで僕はパニック状態になってしまった。
「本当にゴメンなさい。広次さん・・・」
龍ちゃんはそう言いながら僕の頬に手をやる。
ちょっ!?
これってまさか!!!!
"ちゅー"ってやつか!!!!!!?
「龍ちゃん!僕、心の準備が!!」
僕の言葉を無視して龍ちゃんは自分の唇を僕のそれに近づけ――――――