すたにゅら☆【BL】
「だから急いで食べる」
僕は龍ちゃんが用意してくれた朝ご飯を掻き込んだ。
「ああ!無理しなくて大丈夫ですよ!?」
「そうだよ!パパ」
いや、そういう訳には・・・ね?
「ひゃんほはへるお(ちゃんと食べるよ)」
「急かしたつもりはなかったんですよ?ゆっくり食べて下さい」
だから、そういう訳にはいかないんだよね。
僕はムキになってしまっていた。
「みょうたべおわりゅよ(もう食べ終わるよ)」
口をもきゅもきゅしながら僕は言ったが、龍ちゃんには聞き取れていなかった。
だって、僕が言葉を放った後にこっ恥ずかしいことを口にした。