すたにゅら☆【BL】
「あせらないでも、今日はずっと一緒に過ごせますよ?」
龍ちゃんのこの言葉に僕は噎せた。
「ごほっごほごほっ!」
絶対に気管に入った!
「きゅ、急にどうしたんですか!?広次さん」
急にって、お前のせいだよ!
「ごほごほっごほっ」
「パパぁ、大丈夫?」
大地まで心配しだした。
僕は「大丈夫だ」という意味をこめて大地の頭を撫でた。
大地は上目遣いに僕を見て、僕の顔色が戻ったからか頬の筋肉を緩めた。
「「よかった」」
龍ちゃんと大地の声が重なる。
そのすぐあとに龍ちゃんと大地はお互いに向かい合い笑いだした。