きみとあたし。
「ねぇ、さっき何でため息ついたの?」
真優はいきなり真剣になって聞いてくる。




「なんにも・・・・ない・・・」
あたしは思わず顔をそらした。




「あーもしかして岸田くんとの会話ー?」
真優がそう言った瞬間、
顔が赤くなったのが分かった。




「亜湖ってかわいい♪
 何かあるなら相談して?」
真優は優しい声で言ってきた。




あたしは真優に岸田くんのことが
スキだと打ち明けた。




真優はなんだかうれしそうだった。
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