ちっちゃい彼氏。…二人目!?

「おかしいでしょ。」

またまた柚月のばっさり。

「ですよねー。」

「お。自覚あるんだ。」

んんー。
だって可愛い子って目が行くでしょ！？
卓は可愛いもんー・・・。

「オマエは親か。」

「彼女です。」

奏磨のもっともな突っ込みを軽く流して先へ進む。

「卓と離れるなんて・・・ギャーーー！！！」

一人妄想して一人で壊れる。
そんなの死んじゃう！
こないだちょおっと離れただけでもあんなだったのに・・・。
無理無理！
考えらんない！

「大丈夫だよー愛南。」

「大丈夫じゃないから言ってるのおおおお」

一人暴走。

「落ち着け愛南。」

「無理！」

「卓が愛南から離れて生きていけると思うか！？」

「わかんないじゃん！もしかしたら私よりずっといい子が見つかるかもしれない！」

そんなの無理ッ！