恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
結局そのままレナと本屋で雑誌を買って、

集合時間に団体カウンターに集まった。

当麻くんとその友達は、ロビーにあるイスを陣取って、どうやらあの後寝てたみたい。

自分のクラスの列に並ぶ時、ダルそうに首を回して、大あくび。

そして、すごーく眠たそうな顔をしてた。

そんな眠たそうな顔が、かわいいなんて思っちゃう。





クラスごとに搭乗手続きをすませ、飛行機に乗った。

もちろん当麻くんとは席は別々。

飛行機が離陸して、私はクラスの女子と席を並べ、

みんなでキャッキャッと騒いでいた。

しばらく当麻くんのコト忘れてたんだけど……。





後ろの方の座席が、ワッと湧いた。

……え、なに?

そんな中、ひときわ大きな声で騒ぎたててる男子の声が聞こえてきた。

「さっすが絹川! やる~っ!!」

当麻くんのコト!?

友達と一緒に、慌てて後ろを振り返る。





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