恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
うわ……ひとが多すぎて、見つけられない。
解散したコトで生徒がバラバラに散らばり、さらに一般のひとも交じっていて
当麻くんがどこにいるんだか、全くわからない。
当麻くーん。
キョロキョロしてると、誰かにガシッと肩を組まれた。
えっ?
「さや~、元気? どしたの、キョロキョロしてぇ」
私の真横でニヤニヤ笑ってるのは……。
「月ちゃん~っ!!」
私の大親友、高田月ちゃんだった。
小・中・高が同じという、くされ縁。
去年まで同じクラスだったんだけど、今年は別々になった。
「……どしたの、さや。なんか泣きそうな顔してる」
「してないよ……」
なんとなく心細かったのは確かだけどね。
レナには気付かれない気持ちも、月ちゃんには簡単に見抜かれてしまう。
「月ちゃん所も班行動だよね。仲いいコと同じ班になった?」
「ん~、微妙。苦手なコもいるしねぇ。
でもま、しょうがないや。夜の部屋は友達と一緒だし、研修と思ってガマンしとく」
そっか。月ちゃんも同じなんだね……。
解散したコトで生徒がバラバラに散らばり、さらに一般のひとも交じっていて
当麻くんがどこにいるんだか、全くわからない。
当麻くーん。
キョロキョロしてると、誰かにガシッと肩を組まれた。
えっ?
「さや~、元気? どしたの、キョロキョロしてぇ」
私の真横でニヤニヤ笑ってるのは……。
「月ちゃん~っ!!」
私の大親友、高田月ちゃんだった。
小・中・高が同じという、くされ縁。
去年まで同じクラスだったんだけど、今年は別々になった。
「……どしたの、さや。なんか泣きそうな顔してる」
「してないよ……」
なんとなく心細かったのは確かだけどね。
レナには気付かれない気持ちも、月ちゃんには簡単に見抜かれてしまう。
「月ちゃん所も班行動だよね。仲いいコと同じ班になった?」
「ん~、微妙。苦手なコもいるしねぇ。
でもま、しょうがないや。夜の部屋は友達と一緒だし、研修と思ってガマンしとく」
そっか。月ちゃんも同じなんだね……。