恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「私もね、当麻くんと班が違うからイヤだなって内心思ってた。

彩菜がいたら仲良くできそうな気がする。一緒に盛り上げていこうね!」

私が微笑みかけると、彩菜は嬉しそうにして、何度も頷いていた。




そして5階でエレベーターを降り、

それぞれ、自分の部屋へと戻った。

班は名簿順だけど、

部屋は、クラスの仲いいメンバーと一緒。

みんな今頃恋バナで盛り上がってるかな!?

楽しみにしながら部屋に入ると、

キャーキャー! 大騒ぎ!!

や~っぱりなぁ。




4人部屋で、3人しかいないのにすごい騒ぎよう。

入口で靴を脱ごうとしてると、

扉が

――コン、コンとノックされた。

え、誰?

さっき閉めたばかりの扉を、もう一度開けると

外からグッと思いっきり、引っ張られた。





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