恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
それに……神原さんとの誤解だって解けてないし。
プイと顔を横に背けると、当麻くんは私が向いた方の壁に頭をつけてきた。
目の前に当麻くんの顔。
なんだかちょっと潤んだような瞳。
だけど目元は笑みを含んでいて、見てるだけでドキドキしてくる。
……もう、そんな目で見ないでよ。
決心にぶっちゃう……。
思わず、目を下にそらした。
「なんかオレ、避けられてる?」
なにを今さら……。
心当たりナイって言うの?
「自分の胸に、よーく聞いてみてよ」
「え? 別になんもやましいコトねーけど」
嫌味言ってみたけど、
当麻くんにそんなのが通用するワケもなく。
「さて。時間ねぇし、そこの非常階段でいーから。なっ?」
「…………」
返答に困ってると、当麻くんの腕が、いきなり私の体を抱えあげた。
「えっ……ちょ、ヤダッ!!」
プイと顔を横に背けると、当麻くんは私が向いた方の壁に頭をつけてきた。
目の前に当麻くんの顔。
なんだかちょっと潤んだような瞳。
だけど目元は笑みを含んでいて、見てるだけでドキドキしてくる。
……もう、そんな目で見ないでよ。
決心にぶっちゃう……。
思わず、目を下にそらした。
「なんかオレ、避けられてる?」
なにを今さら……。
心当たりナイって言うの?
「自分の胸に、よーく聞いてみてよ」
「え? 別になんもやましいコトねーけど」
嫌味言ってみたけど、
当麻くんにそんなのが通用するワケもなく。
「さて。時間ねぇし、そこの非常階段でいーから。なっ?」
「…………」
返答に困ってると、当麻くんの腕が、いきなり私の体を抱えあげた。
「えっ……ちょ、ヤダッ!!」