恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
外だろうと、ひとが見てようと……

こうだもんね。

なんの躊躇もなく、抱きしめて……キスしてくれる。



当麻くんは、私の唇を何度か軽くついばむと、

そのうち少し覆いかぶさるようにして、深いキスをしてきた。

当麻くんの頭が目隠しになって、運転手さんも見えないし

だんだん頭が真っ白になってきて、ボーッとしてきちゃう。




そしたら、当麻くんがいきなり運転手さんの方を振り返った。

「あ、すんません! そこのホテルの前で停めてもらえます?」

えっ!?

……ホ、ホ、

ホテルって!!!!

宿泊先は、まだまだのハズ。それって……!



早く宿泊先のホテルに戻らないといけないし、

こんな途中で……そんな。

でも私も、もっと当麻くんと一緒にいたいな。

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