恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
だけど、今から……ここでエッチ!?

悠馬くんがウチに住み始めてから、当麻くんとそういうコトしてないし

今がチャンスといえば、チャンス。

だけど、

どうしようっ、心の準備ができてない!



「当麻くん……そんな時間ないよ。早く戻らないと」

ドギマギしながらも、一応止めてみる。

けど、当麻くんが聞いてくれるわけもなく。

「ヘーキだって。この先から渋滞ゾーンに入るらしいし、

このまま乗ってても、着く時間、大して変わんねーだろ」



迷ってる間にタクシーは路肩に停車。

当麻くんはお金を払って、さっさと降りてしまった。

……しょうがない、とりあえずついて行こうか。




タクシーから降りると、当麻くんはいきなり腰に腕をまわしてきた。

「なんかさ、ふたりで旅行してるみてぇ。

このまま、ココ泊まる?」

当麻くん、目の前にある大きなホテルを指差す。

「……バカ」

そうできたらいいけど、そんなわけにいかないし。



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