恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「修学旅行、もっと自由に行動できたらいーのにな」

「うん……」

「ま、今からちょっとだけ自由行動だな。

あ~、楽しみ。早く食いてぇ」

当麻くん、露骨……。



顔が赤くなって、だんだん体がこわばってくる。

今から……だよね。

すごーく久しぶりってわけでもないのに、

当麻くんとエッチするって考えただけで、ドキドキする。

「さや、なに緊張してんの?

かわいーな」

当麻くんは、腰から手を離し、うしろから抱きついてくる。

そしてその体勢のまま、髪に顔をうずめてきた。



うわ……、ヤバいよ。

部屋まで、心臓がもたない……。

「そういうコトは、部屋に入ってから……しようね?」

ボソッとそう言うと、

当麻くんは、嬉しそうな声を上げた。

「よ~し、さやから誘ってきたよな?

それは断るわけにいかねーな」




……へっ?

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