恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「じゃあ……とりあえず、体験村に……」

潤くんが運転手さんに行き先を伝えようとすると、

当麻くんが不服そうに、文句をたれる。

「体験村!? マジかよ……。そんなんじゃなく、

デートコースになりそうな場所につれてってもらおーぜ」

「呆れた。デートコースって……!

これ、課外授業の一環なんだけど?」

もちろん、レナが反論。

だけど当麻くんは、とんでもないコトを言いだした。




「課外授業ねぇ……。

じゃ、今日はお前と潤で、恋愛課外授業やれば?」

「はぁっ!?」

レナ、体ごと後部座席を振りかえる。



「潤、彼女と別れた所だし、ちょーどよくね?

寂し~っつってたよな?」

えっ!

潤くん、彼女と別れてたんだ?

それ聞いて潤くん、えらく慌ててる。

「うわ、こんな所でバラさないで下さいよ。

しかも、レナなんかタイプじゃないって!」


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