恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
さっきから静かだな~と思ってたけど、

寝てたんだ?

そっと顔を覗きこむと、小さい寝息をたててる。

……当麻くん、寝てないって言ってたしね。




当麻くんの方を向いていたら、潤くんにうしろから軽く肩を触られ、小声で話しかけられた。

「……なぁ、当麻さんと、うまくいってないみたいだったけど、結局どうなん?」

「あぁ。あれね、私が勝手に誤解してたみたい。昨日、仲なおりできたよ」

「へぇ。そっか……残念だな」

「……えっ!?」

「あ、いや。よかったなって言うべきだよな。

でも、もし別れるとかって話なら……嬉しかった」

「そ、それってどういう意味?」

「……当麻さんと付き合ってるって知ってたけど、結構好きだったし?」

潤くんは照れくさそうな顔で、ハハッて笑い飛ばす。

「好きって……えっ?」




旅行中に潤くんが優しいなとは思ってたけど、その優しさって……。

突然の告白に、ちょっとドキドキしてしまう。













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