恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
ふたりっきりの時間
「ん~、さや。もっと、こっち来いって」
「これ以上、寄れないよ……」
「……んだよ、そんなコト言うなって」
今、私は……
当麻くんと海に向かって、寄り添って座ってる。
さっきタクシーから降りた道の駅の周りにある、人工ビーチ。
そこではマリンスポーツを楽しむひとがいて、
遠目にそれを眺めながら、当麻くんとのんびり過ごしていた。
潤くんが私にコクったのにヤキモチ妬いて、
当麻くん、レナと潤くんと別行動するって言いだして……。
ふたりと昼食をとったあと、勝手にタクシーで観光してこいって言って、ムリに帰しちゃったんだ。
潤くんはイヤがってたけど、潤くんに好意持ち始めたレナは乗り気で、
当麻くんに『さっすが、気が利くわねー!』って、逆にお礼言ってたっけ。
タクシーでのキスは、あんなに強引だったのに……
こうやって、やたらと甘えてくる当麻くんが、スッゴクかわいい。
こんな当麻くんは、滅多に見れないかも。
「さや~、膝まくら」
「えぇっ!?」
「これ以上、寄れないよ……」
「……んだよ、そんなコト言うなって」
今、私は……
当麻くんと海に向かって、寄り添って座ってる。
さっきタクシーから降りた道の駅の周りにある、人工ビーチ。
そこではマリンスポーツを楽しむひとがいて、
遠目にそれを眺めながら、当麻くんとのんびり過ごしていた。
潤くんが私にコクったのにヤキモチ妬いて、
当麻くん、レナと潤くんと別行動するって言いだして……。
ふたりと昼食をとったあと、勝手にタクシーで観光してこいって言って、ムリに帰しちゃったんだ。
潤くんはイヤがってたけど、潤くんに好意持ち始めたレナは乗り気で、
当麻くんに『さっすが、気が利くわねー!』って、逆にお礼言ってたっけ。
タクシーでのキスは、あんなに強引だったのに……
こうやって、やたらと甘えてくる当麻くんが、スッゴクかわいい。
こんな当麻くんは、滅多に見れないかも。
「さや~、膝まくら」
「えぇっ!?」