恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
なんだか体がフワフワする。

……どうして?




――バタン!

ドアが閉まるような音がして、

ひとの声が遠くで聞こえていた。





「おぅ、じゃーな。中園にはうまく言っとけよ?」

……中園、先生?

これ、当麻くんの声だよね……。

そういえば、さっき当麻くんと海辺で……。




「あ、わりぃ。目ぇ覚めた?」

えっ?

目を開けると、私はどこかに横たわっているようだった。

上に見えるのは……どうも、車の天井みたい。

ってコトは……。

「当麻くん、いつの間に!?」

いつの間にか、タクシーに乗せられていて、

そして、当麻くんに膝まくらされていた。



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