恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「よく寝てたな……。もうちょっとゆっくりしてていーぜ?」

当麻くんは優しく微笑むと、私の頬をなでる。

「ううん、もう起きる……。今って何時?」

「17時」

「もうそんな時間なんだ!? 夕食始まるし、またいないって大騒ぎになってないかな……」

昨日もみんなに迷惑かけたし、今日までもって考えると、頭が痛くなる。




「さっき潤に連絡しといたから大丈夫だぜ?」

「連絡って……」

起き上がって当麻くんの手元をみると……。

「えぇっ!? なんでケータイ持ってるの!?」

なんてコトないって顔して、ケータイを握ってる。




「なんで……って、必要だろ」

「だけど、持ってきちゃダメって」

「んあ? んなもん、一部の人間しか守ってね~っつの。

オレの周り、みんな持ってきてるぜ? ちなみに、潤もな」

「潤くんが!? 意外!!」

「いや、意外っつーか。ククッ、さやってやっぱマジメだよな~」

当麻くんは面白そうに、私の顔を覗きこむ。













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