恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
電車に乗って、ラブホ街のある駅へ移動。

夕方ってコトもあり、外は薄暗いけど

その周辺は、ピンクのネオンだらけ。

いかがわしいお店が立ち並んでいて、

なんだか自分がイケナイコトをしてる気分になってくる。



友達は、彼氏とよく来るって言ってたし、

そんなに抵抗感持ってる私がお堅いのかな。

当麻くんは、私を連れて歩くと、適当な建物に、入って行った。




「……なんか、慣れてるよね。私なんて、どこに向かって歩いたらいいのか、わかんないのに」

ちょっと嫌味っぽく言ってみる。

他の女のコと、このホテルに来たコトあるのかな……。



「慣れてるっつーか、オレが迷ってたらカッコ悪いし?

なんか、小綺麗そーだし、ココにしよーぜ」

……まぁ、そうかも。

少しでも早く逃げ出したい場所だし、

道の真ん中で迷われる方がイヤかもしれない。



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