恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「オレに? うわ、キモいんだけど」
……いちいちムカつく~!
同情して損した。
スッと手を引っ込めようとしたら、あっという間の早業で、
お土産を取られてしまう。
「なに、コレ。……うわ、かわいくねぇ」
「えーっ、そうかな。かわいいってば」
悠馬くんはお土産を見て、苦笑いしてる。
ホントは、当麻くんとお揃いにしよーと思って、買ってきた、
ご当地、シーサーキティのキーホルダー。
シーサーは獅子ライオンで、守神っていうし、
バイクのキーにつけて欲しいな、と思ったんだけど。
私の分あげたら、
当麻くんとお揃いになるから悠馬くんに渡したのに……。
「いらないなら、あげない!」
奪い返そうとしたら、悠馬くんはヒョイと一歩うしろに下がった。
「もらっとく。こんなんでオレの気引こうと思ったワケ?」
「そんなんじゃナイよ」
元々お土産なんて、買ってなかったし?
……いちいちムカつく~!
同情して損した。
スッと手を引っ込めようとしたら、あっという間の早業で、
お土産を取られてしまう。
「なに、コレ。……うわ、かわいくねぇ」
「えーっ、そうかな。かわいいってば」
悠馬くんはお土産を見て、苦笑いしてる。
ホントは、当麻くんとお揃いにしよーと思って、買ってきた、
ご当地、シーサーキティのキーホルダー。
シーサーは獅子ライオンで、守神っていうし、
バイクのキーにつけて欲しいな、と思ったんだけど。
私の分あげたら、
当麻くんとお揃いになるから悠馬くんに渡したのに……。
「いらないなら、あげない!」
奪い返そうとしたら、悠馬くんはヒョイと一歩うしろに下がった。
「もらっとく。こんなんでオレの気引こうと思ったワケ?」
「そんなんじゃナイよ」
元々お土産なんて、買ってなかったし?