恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「あ、もしかしてオレに気がある?」

「……はぁっ!?」

呆れた、もうコレだからイヤなんだ。

悠馬くんとは、普通に会話できないよ……。

「お願いするなら、一回だけなら抱いてやってもいーけど?

Eカップ……悪くないな」

悠馬くんは、私の胸元に視線をずらす。




うわっ、最悪!!

「だっ……誰があんたになんか!

っていうか、当麻くんに今の言葉言ったら怒るんだからっ」

「どうかな~。オレ、当麻先輩の抱いたオンナ、お下がりでもらったコトあるし?」

「は?」

オンナのお下がりって……なにっ!?

「色気なさそーなのにな。ベッドの上では、変わるんだ?」

悠馬くん、クスッと笑うと私の髪に指を差し込んでくる。




……ゾク~ッ!

なんとも言えない寒気が、体中をかけめぐった。

悠馬くんは、なんだか怪しげな表情を浮かべてる。

そして私は……捕らえられた獲物のように、

体がガチガチになって、動けなくなってしまった。


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