恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「ハハッ、さっきから『うん』ばっかだな。いつもの元気どこ行ったワケ?

……オレのいない所で泣いたりすんなよ?」

当麻くんは私の頬に手のひらをあて、優しく目を細める。

「うん、泣かないし。もう、ヘーキ。

……クリスマス、楽しみにしてるね?」

「おぅ。これまでの分、フルコースで頂くから。覚悟しとけよ?」

「フッ……フルコース!?」




「いや~、想像しただけでヤバいんだけど?

……オレ、嫌われたらどーしよ!」

当麻くん、ひとりでウケてる。

嫌われるようなコトって……

私っ、当麻くんに、どんなコトされちゃうの!?

「そ……そんなに?」

「へ、なにが?」

当麻くんはニヤニヤして、肩を寄せてくる。

「そんなに……エッチなコト?」

「え、なにされたい? さやもエロいな。オレまだなんも言ってねぇんだけど」




うわっ、からかわれたかも。

「もうっ、またそんな言い方して~っ! 許さないんだから」

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