恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
うわ、私に言った!?

そう思ってたら。

「えーっ!! ひどい、私だぁー」

彩菜が半泣きになって手で顔を覆ってる。

「うっさいわね、アンタの言ういいオンナって、どーせギャルなんでしょ!?」

レナがすかさず悠馬くんにケリ入れてる?




「いてっ!! いきなり足でケんなよ」

うわぁ、レナ強い!

さすがの悠馬くんも、顔を引きつらせてる。

「さやも彩菜も、私の大切な友達なんだから。悪口言ったら許さない!」

「……あ~、ダルッ。一服してこよ」

悠馬くんは面白くなさそうな顔をして、そそくさとリビングを出て行った。




やる~っ!

あの悠馬くんが反撃してこないよ? 私のときとは、えらい違い。

「ったく、いつになったら追い出すの?」

レナがヒロキさんに問いかけてる。



「まぁそう言うなって。悠馬んち、今モメてて、居づらいらしーから」

「そーなの? あんな息子、扱いづらいし親も困るよね」

レナがそう言うと、ヒロキさんは少し複雑そうな顔をしていた。


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